もち米の稲刈り、稲架掛け
16日と17日の二日間、もち米の稲刈りをしました。
本来なら一日で終わる面積なのですが、獣害対策のために稲架掛けして天日干しをする田んぼ『はで場』を別の場所に用意してあるため、刈った稲をそこまで運ぶ作業が必要になるのです。

午後から美杉小学校の学童のお守りのバイトがあるので午前中のみ参戦のあゆこ。バインダーで刈った稲束を田んぼの入り口に運んで積んでいってもらう。



朝の6時から作業してて何も食べてなかったので、隣のマコモ田んぼで若いピチピチのマコモを採ってきて、皮むいて食べる!
田んぼで食べる採れたてマコモ、最高に美味しい!
農家だからできる最高の贅沢ですね。

マコモ二本ずつの朝食終えて(そんだけw)、稲刈り再開して、10時半に稲刈り終了。

刈った稲は獣に食われないよう、電柵で囲える獣がくる可能性の低い田んぼへ運ばないといけない。
あゆこが田んぼの入り口まで運んで、そこから僕が軽トラへ積んで移動して下ろす。
一回では軽トラに載せきれないので、何度も往復。

この前黒米を掛けたときに立てた稲架が二本残っているので、そこへ掛けていく。
稲架が足りるか確認しながら掛けてったんだけど、全然足らないので、一本稲架を追加した。
稲架を立てるのに一時間弱くらいかかった。
バイトのあゆこの送迎もやりつつ、稲束をせっせと運んでは掛け…
日没までやったんだけど、あと少しのところで真っ暗。
天気予報を見たら翌日の8時から雨予報!
翌朝早朝からやれば間に合う。雨が降らないことを祈って帰宅。
翌日また6時から作業開始して8時に終了!雨も降らず。


田舎は水も土もきれいで作物を作るにはとても良い環境なんだけど、そういうところは獣害がひどい地域でもあったりするんですよね。
ここ美杉も例外ではなく、みんな頭を悩ませています。
うちも一昨年までは田んぼにテントを張って、ひと月寝泊まり、夜中何度か起きて見回りをしていました。
去年からこのポータブルの電気柵を設置したおかげで獣害被害が無くなり、テントでの寝泊まり生活から解放されましたw
テント生活も案外楽しかったんですけどね、さすがにひと月はツラかったw

コンバインで刈って、乾燥機に入れたら二日後には新米が食べられる時代なのに、なんでこんな手間も暇もかかる面倒なことをやるかっていうと、単純に楽しいからなんですよね。
やってる時はツラい時もあるのですが、終わると清々しい。また来年頑張ろうって思う。
畑はあんまり好きじゃないんだけどねぇ〜、田んぼは好き。
好きこそものの上手なれ。
自分の人生だもの、好きなことやって楽しまなきゃ損。
みなさん、人生楽しんでますか?
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